アンパンマン
本日はNHKの連続朝ドラマ「あんぱん」の最終回の放送日でした。私は、連続朝ドラマは普段あまり見ないのですが、「あんぱん」は中園ミホさんの脚本である事、メッセージ性の強いドラマのため、毎日惹き込まれるように観ていました。加えて「アンパンマン」は、テレビアニメとして日本テレビで放送されたのが1988年10月ということで、その後、私自身というより、子供たちのヒーローであった事を思い返していました。
自分自身にとって、アンパンマンは記憶に残る2つの出来事があります。
ひとつは、私の米国駐在時代の2000年頃に「アンパンマン」のアニメを海外販売したいという同僚がいまして、米国番組販売を仕掛けた事がありました。各キャラクターにどんな英語名が適切か、日本語セリフの翻訳が適正なのか、プロパー米国人スタッフと共に議論し、デモテープを製作しました。ところがクライアントの反応は、残念ながら良くありませんでした。その大きな理由は、バイキンマンが黒人に見えて、人種差別に映るという理由で...。
もう一つは、2007年4月「横浜あんぱんまんミュージアム」(旧所在地みなとみらい48街区)のオープニング時のセレモニーに立ち会え、生前のやなせたかしさんに遭遇できたことです。子供たちを前に歌を披露し、語りかける優しい眼差しやお姿を自分の目で確認できました。今でもミュージアムにはその当時の様子の写真が展示されています。
脚本家の中園ミホさんは、幼い頃に父親を亡くし、10歳の頃からやなせたかしさんと文通をしていたエピソードを最近知りましたが、やなせたかしさんの子供たちに接する姿勢と、中園ミホさんの想いが込められていたドラマである事が時代を超えて改めて繋がります。それにしても、アニメのキャラクターは歳を取らないのが羨ましい...。

