農業に必要なCO2
農業では二酸化炭素を生成する炭酸ガス発生装置を使用しています。地球温暖化の諸悪の根源になっているCO2ですが、中学理科で学習した「植物の世界」で、光合成という仕組みを思い出しましょう。植物は、葉に存在する気孔と呼ばれる小さな穴からCO2を取り込み、光を浴びたときにこのCO2と体内の水分を原料にして酸素と有機物(糖)を生成します。そして、この有機物は植物体を通って輸送され生長や果実の生産に使われています。したがって、一般にCO2の濃度が上昇すると光合成の速度が増加し、果実の生産も進むんですね。これを農業ではCO2施肥(施用)効果と呼んでいます。つまり、農業栽培においては、二酸化炭素を必要としているのです。暖房機から排出されるCO2を浄化・貯留し、日中に植物に供給する方法が一般的ですが、カゴメでは工場から排出されるCO2を隣接するトマト菜園で使うCO2施肥を2020年から行っているそうです。

